余命宣告を受けた方の5つの心理(後編)
日本グリーフ専門協会の前川美幸です。 余命宣告を受け、死を真近に感じた本人が対峙する心理について、当協会が独自にまとめたものを紹介する第2回目です。 1)肉体の苦痛に対する恐怖、2)寂しさと孤独に対する恐怖、3)尊厳と迷惑に対する恐怖、4)やり残したことに
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日本グリーフ専門協会の前川美幸です。 余命宣告を受け、死を真近に感じた本人が対峙する心理について、当協会が独自にまとめたものを紹介する第2回目です。 1)肉体の苦痛に対する恐怖、2)寂しさと孤独に対する恐怖、3)尊厳と迷惑に対する恐怖、4)やり残したことに
日本グリーフ専門士協会の前川美幸です。 私は医療短大卒業後、一般内科病棟に看護師として勤務した後、老人保健施設でのケアマネジャーを経て、訪問看護、在宅診療などおもに高齢者ケアの現場に従事してきました。 グリーフケアに関心を強く持ち始めたのは、終末期を在宅で
エネルギーを回復する 日本グリーフ専門士協会の 野村です、 私たちはストレスにさらされる日常に生きていますよね。 特に看護師やケアマネ、 沢山の「人と接する仕事」を している人、 また日常的にグリーフ(感情の悲嘆)を抱えた人と接することのある
日本グリーフ専門士協会の井手敏郞です。 遺言を書く 突然ですが、あなたは遺言を書いていますか。 「まだそんな歳ではない。バカにするな」と思っているでしょうか。 「そんなことは考えたくない」と感じるでしょうか。 &n
スピリチュアルケアの本質 日本グリーフ専門士協会の井手敏郞です。 一昨年、移民を受け入れるか否かの混乱の中、ドイツを旅しました。 はじめてのヨーロッパはとても刺激で、 今回はスピリチュアルケアの大家であり、神父でもあるウァルデマール・キッペス先生の引率のも
グリーフから抜け出す勇気づけ 野村です、 あなたは人に「勇気」を与える方法に ついて考えたことはあるでしょうか? 私は多くの人にカウンセリングを させてもらう中で、 どうやったら「勇気」を 与えられるだろう?という事に ついて考える事がよくあります。 勇気
クライアント中心療法が生まれた日 日本グリーフ専門士協会の井手敏郞です。 前回はカール・ロジャースが心理学へ向かった経緯を書きました。 少し前後しますが、1940年、ロジャース38歳のとき、ミネソタ大学に乗り込み、心理療法の新しい諸概念と題し講演をします。
グリーフに対してのありがちな誤解 日本グリーフ専門士協会の 野村です。 大切な人との繋がりや存在を失うと、心が不安定な状態になります。 どんな人であれ、自分にとって重要な存在が失われるというのは辛いものですよね。 それまで「普通にあった関係」が無くなる。そ
カール・ロジャースとは何者か? 日本グリーフ専門士協会の井手敏郎です。 カウンセリングの神様とも称されるのがカール・ロジャースです。 フロイト、ユングと比べて、ロジャースという名前を多くの人は知らないでしょう。ほとんど専門家向けの本を記してき